アマイクス・プラティオプス
SPEC
TYPE | 急造改修実験機 |
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WEAPON | スナイパーキャノン 高精度照準器 アサルトブレード エアマニューバスラスター エネルギーフィールド発生器 マシンガン レールガン マルチディスチャージャー AMAICS対応型並列演算ユニット 有線強制接続端子(クラッキングクラッシャー) |
PARTS | スケアクロウ ブロックバスター モーター・パニッシャー ボルトレックス ブースターパック001 ブースターパック002 EXユニット001 ストロングライフル エクスアーマーB ケーブル 三二式伍型丙 漸雷強襲装備型 エクステンドアームズ01〈RF-9 レヴァナントアイ拡張パーツセット〉 ガバナー パラポーン・エキスパンダー ガバナー アーマータイプ:ポーンA1 ヘキサギア特製デカール ガバナーウェポンセット レッドメタリックver. |
機体解説
識別コード:なし(急造改修実験機の為未登録)
分類:第二世代型改造ヘキサギア
■解説
ガバナーのヘキサブートローダーが本来実現するはずだった、戦闘記憶の並列展開を可能とする為の補助演算装置が本機の原型である。
基礎フレームはスケアクロウを流用し、幾多の試験で運用・廃棄されたパーツ群と鹵獲したブロックバスターを主に、ガバナーとのマッチング調整用に第三世代の量産部品を組み込んで改修された。ヘキサブートローダーはこの機体に搭乗する事で、AMAICSが本来の目的通りに機能し、戦闘記憶の並列起動が可能となる。
そもそもがAMAICS稼働確認用の実験機である為、元々武装らしい武装は装着されておらず、かろうじでブロックバスターの原型となった汎用重機の部品が当初から組み込まれていた事から、今回の作戦目的に合わせた武装が実施出来た。
戦闘用としては後付された高性能照準器と各種火砲による対空戦闘が主な役割であり、特殊用途としてハイドストーム相当のクラッキング機能を有する有線強制接続端子を用いた、敵ヘキサギアの無力化行動が可能である。
また、有線強制接続端子は友軍ヘキサギアに接続する事によって情報やエネルギーの共有が可能となり、ある種の工作機としての活動も可能である。
但し有線強制接続端子を用いた機能は、AMAICSが稼働している事が絶対条件である為、単独では自走対空砲台程度の能力しか発揮出来ない。
本機は第二世代型改造機であるが、上記改修を実施した際に類人猿型ゾアテックスモードへの変形機能が追加された。最大連続稼働時間が15秒(その後再稼働には30分以上のクールタイムが必要である)と非常に短いが、瞬間的に機動力を飛躍的に上昇させられる。本来人型に近いヘキサギアのゾアテックスモードはバルクアームαの例にある通り、余りに不安定であり推奨されていない。その為、原初の衝動を持ち且つ人型に近い類人猿型の機体構造が採用された。
その代償として形状の都合で装甲らしい装甲が殆ど無く、全身がほぼフレーム状のまま運用されている。余りにも低い防御能力を危惧したガバナーの手によって急遽試作型のエネルギーフィールド発生装置が組み込まれ、それなりの防御能力を手に入れられたが、攻撃中にはフィールドが展開出来ない為、行動が二者択一となる。
いずれにしても本作戦用の急造機体である為、細部の調整が甘い事は否めないが、本来の機能であるAMAICSによる戦闘記憶の並列起動の実証実験も(ついでとはいえ)含まれており、本作戦で成果を上げられれば、あるいは……
(文章はここで切れている)
■武装
スナイパーキャノン
ブロックバスターに搭載されている電磁投射砲と同一の物。専用弾庫がブロックバスターと比較して半分しか付いていない為総弾数が半減しているが、バレル冷却用の強制冷却フィンを増設することによって連射速度が向上している。
高精度照準器
元来スナイパーキャノンの運用の為に追加された、全天候各距離に対応した照準装置だが、結果として全火砲の統括制御が可能となり、各火砲の命中率向上に寄与している。
アサルトブレード
ビークルモード時の後輪部、ゾアテックスモードの前腕部に当たる箇所に装着されたブレード状の近接格闘兵装。非常に至近距離でなければ使えない為、積極的に使われるものではない。
エアマニューバスラスター
ブロックバスターに装備されている物と同様のヘキサグラムを動力源に用いた推進装置。この装備によって原型機の倍以上の機動力を確保出来た。飛翔というよりは主に滑空する為の装備であるが、脚部の無限軌道と相まって地形を選ばない迅速な展開が可能となった。
エネルギーフィールド発生器
左肩部に追加された円盤型の試作型エネルギーフィールド発生器。攻撃を受けるのではなく逸らす事により、直撃を避け継戦能力を高める事が可能となった。しかしフィールド展開中は攻撃が不可能な為、展開と停止の判断を正確かつ瞬時に行う必要がある。フィールド展開用の予備エネルギーポッドを増設した為、展開時間は十分にとってある。
マシンガン
ビークルモード時の前輪部、ゾアテックスモードの後脚部に当たる箇所に装着された機関銃。有り合わせの物を備え付けた為、左右で形状が異なるが機能上差異は無い。対空砲火と地上掃射の兼用武装であり、主に撃破ではなく牽制用途で使用される。
レールガン
ビークルモード時の前輪後部、ゾアテックスモード時の後脚大腿部に当たる箇所に装着された火器。発射装置は見た目ほど大きくは無く、全長の殆どが弾倉である為、かなりの時間無補給で斉射出来る。
マルチディスチャージャー
ビークルモード時の前輪部、ゾアテックスモードの後脚部に当たる箇所に装着された補助装甲板に内蔵された対人兵装。チャフ、フレア、スモークといった各種弾頭を発射し、作戦遂行を補助する。
AMAICS対応型並列演算ユニット
コクピット後部に設置されたAMAICS対応演算ユニット。六基のヘキサグラムソケットに対応した接続ハブに偽装しているが、AMAICS起動時にはその中にある複数の演算ユニットが、ガバナー内で行われる演算を肩代わりし、本来の機能である戦闘記憶の並列起動を可能とする。言うなればガバナー内にある人格ストレージを一時的にミラーリングし、ガバナー側でコントロールして演算ユニットで並列起動させる為の装置である。元々KARMAやSANATの演算ユニットが納められる所で、人格ストレージの圧縮データを展開しているようなモノなので、後述する有線強制接続端子を併用する事で、他のヘキサギアのコントロール権を乗っ取る事も可能となる。
有線強制接続端子(クラッキングクラッシャー)
機体底部に装備されている特殊兵装。本装備のみ元々搭載されていた武装である。先端のヘキサグラム強制接続ユニットを介して、ヘキサグラムユニットかそのソケットがあれば、接続する事で情報の送受信を強制的に行う事が可能となり、外部から機体の制御系を乗っ取る事が出来る。接続時には左右のクローアームを展開し固定、確実な接続を行う。また、ヘキサグラムの汎用規格で作られている都合上、エネルギーの送受信やデータリンクといった使い方も可能である。接続用ケーブルはパラポーン等で使われる人工筋肉と同等の素材で構成されており、それなりの長さに伸縮する。
■作戦目的
本作戦においてはAMAICS計画で開発された記憶の並列制御に伴う試験兵装を装備し、オールイン・ジ・アース防衛及び緊急時の制御端末として参加する運びとなった。
指定優先目標は下記の通り。
1.オールイン・ジ・アース防衛の為、対空砲台として展開する
※補足:必要であれば有線強制接続端子によるデータリンクを許可する
2.オールイン・ジ・アース防衛の為、侵攻部隊を牽制し、
オールイン・ジ・アースの攻撃射線上へ誘導する
3.オールイン・ジ・アース暴走時、有線強制接続端子を用いて外部より制御を試みる
※補足:万が一敵勢力に奪取される可能性がある場合、状況により自爆も選択肢とする
以上。
「無茶ぶりですね、分かります」
「分かるかよ……」
「これじゃ殆どあの恐竜さんから離れられないわねぇ」
「ていうかアレに踏まれたらアタシらお終いじゃん!?」
「大丈夫、最低限機動力を確保出来る構成にはなっている……筈」
「……まぁいいや。さァ行くか」
BATTLE POINT
作品応募動機・コメント
自分でキャラとロボ作って皆でドンパチやるなんて素敵じゃん、そう思うだろう?/第二号ですが間に合うかしらん……最後はそれしか考えてませんでした。/最初は人型固定モデルにしようとしましたが、技量が足りず最終的には自走砲⇔類人猿(風)のヘキサギアに。どうしてこうなった。今後とも沢山作って、もっと完成度の高いマシンをいずれはッ! 作るッ!
GOVERNOR DATA
- NAMEどれっど
- SNS
- UPDATE2018/09/04