プロキオンⅡ外部装甲システム(External Armor System)装備型〈アルテミス〉
SPEC
TYPE | 第二世代型突撃機 |
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SIZE | Standard HEXA GEAR class |
WEAPON | 85ミリロングレンジキャノン砲: 電磁加速型のキャノン砲。 機体背面にマウントする。 本機の運用コンセプト上、従来の120ミリ砲では高速機動中の安定射撃が難しいためより口径の小さい本装備が選択された。 威力は120ミリ砲に劣るが直撃させれば必要十分な威力を持つ。 マルチミサイルランチャー: 多目的ミサイル発射機。 本機マウントウイング両端に装備したカウンターブーストユニット及び胸部外部装甲後端にそれぞれ3基ずつ、計12基装備している。 敵部隊に接近する際の露払いの為の使用を想定しており、撃ちきったランチャーは順次切り離される。 弾体反発誘導加速砲(ARIAC): 正式名称はAmmunition Repelling Induction Acceleration Canon 特殊レール内で電磁加速させた複数の弾体を同時発射し、それぞれを反発作用で干渉させ進行方向を変更する大型砲。 ヘキサグラムストレージを内蔵した本体、特殊電磁レールと冷却ユニットが内蔵されたシールドで構成されている 電磁レールは発射時に電力をチャージする必要があるため連射はできないが、弾体の初速はマッハ8を超えるため破壊力、貫通力が高い。 チャージ時には漏れ出した余剰電力がレールライン上に流れ光エネルギーになって青白く光る。 弾体の進行方向は発射直前に搭乗ガバナーのヘルメット内部の視線方向認識装置によって決定。 KARMAの演算サポートにより敵機予測進行方向から最適な反発タイミングを計算した上で発射される。 発射された弾体は一定距離まで直進すると反発力で一射ごとに1~5回程度進行方向を変える。 敵機の的確な予測進行方向に向かっていくため、移動する敵機をあたかも追尾していくような軌道をとる。 近距離戦闘時は本兵装両側の冷却ユニットを切り離す。 この状態では本体の冷却が行われず電力のチャージが不能になるため弾体を反発させることはできないが、複数の弾体を単純に同時発射する散弾砲のような運用ができる。 |
PARTS | ヘキサギア: バルクアームα ブースターパック001 スケアクロウ フレームアームズ: バーゼラルドre エクステンドアームズ05 輝鎚 榴雷・改 M.S.G エクスアーマーA エクスアーマーB カスタマイズヘッド プロペラントタンク〈丸〉 輸送ヘリ コンバートキャリアー ディテールカバー プレイングベースA サムライマスターソード エクシードバインダー マルチミサイル レイジングブースター ハイキューパーツ コーションデカールホワイト |
機体解説
本機はかつて第三世代機登場以前に、バルクアームタイプの性能向上を目的として開発された実験機である。
第二世代が戦場の主流だった当時、本機は大型ブースターの装備による高い機動性を有し、中破したバルクアームの装甲を流用加工した外部装甲の装備による高い防御力を誇っていた。
この装甲は多重積層構造で衝撃に強く、直撃でなければ敵機からの砲撃や打撃をある程度防御することができた。
また装甲の追加による機動力低下を補うため、マウントウイング両端に一対のカウンターブーストユニット、脚部後方に巡航型大型ブースターを追加接続し、機動力の強化を図った。
このブースター類の装備で強力な直線推進力を付与することができ、通常戦闘速度では高速ホバー機動、最大加速では低高度での高速飛翔が可能になった。
本装備は、フル装備状態で敵部隊正面に高速で突入する戦法をメインコンセプトにしている。
敵大型機とその随伴機からの砲撃を直線加速で回避し、回避しきれないものは外部装甲で受け止めつつ、搭載火器の一斉射撃で随伴機を撃破する。
随伴機が残っている際は離脱し再攻撃に向け旋回、上記攻撃方法(ダイブアンドズーム)を繰り返しながら敵部隊中心部への突撃タイミングをはかる。
敵部隊への接近に成功した場合は外部装甲をパージ、運動の第三法則による再加速で敵機に肉薄、小回りを活かした近距離戦闘を展開する。
上記機体性能、コンセプトについては第二世代全盛当時のものであり、本機の旧式のブースターシステムでは第三世代機への対抗はかなり難しく、装甲システムも現在の主力兵器の攻撃を十分に防ぐことはできない。
本作戦では陸戦部隊として、本機の直線推進能力を活かした突撃戦法を用いて、他機との戦闘で疲弊したレイブレード・グライフへの奇襲攻撃を狙う。
なお本装甲システムはプロキオンの神話になぞらえ、狩猟の神である<アルテミス>の名が与えられている。
ガバナー:クーパー
VFに所属する老兵
かつてはアルテミスを駆り戦場で名を馳せた古強者だが、情報体化をしていない生身の体であるため年齢による衰えが進み、VFから退き引退生活を送っていた。
引退以前、戦場でレイブレード・グライフと遭遇、戦闘になったがその時の自機を破壊され人間の部下をも失った。
かねてより感じていた衰えと自責の念により、SANATの承認を得た上で退役。
引退した後はしばらく家族のもとで静かに暮らしていたものの、レイブレード・グライフへの対抗心、復讐心は失っておらず、執念の炎はむしろ次第に大きくなっていった。
結果、ほどなくしてVFへ復隊した。
しかし、老齢の彼には現行機体を充てがってはもらえず、代わりに管理倉庫で眠っていたかつての愛機、プロキオンⅡ外部装甲システム装備型<アルテミス>の使用が認められた。
長期間放置され、朽ち果てていた本機は彼自身の手で再整備を受け、部品等をかき集め復帰作業が開始された。
その最中、先のオール・イン・ジアースの戦闘が発生。
レイブレード・グライフが現れたことを聞き、急ピッチで愛機を戦闘可能状態まで復帰させた。
オール・イン・ジアース戦には間に合わなかったものの本追撃作戦へ参加することとなった。
戦闘機動中の高Gを耐えられるだけの体力は年齢的限界に達しているものの、数十年にわたる熟練の操縦技術でそれを補う。
「いくぞ相棒、最後の狩りだ。一華咲かせるぞ」
「死なば諸共、ですね。ガバナー」
BATTLE POINT
作品応募動機・コメント
第二世代機なので派手な活躍は望めませんが、少しでも戦力の足しになればと思います。
今回の作品で特にこだわったの追加装甲です。
フィットするようにバランス調整が難しかったです。
なお今回の作品はフレービルドにも掲載して頂いたプロキオンⅡ2号機の強化型という設定です。
そちらも見ていただけたら嬉しいです。
GOVERNOR DATA
- NAMEmorish
- SNS https://twitter.com/O15RXnhQL8nvfYW
- UPDATE2019/02/08