SPEC

機体解説

LAが開発した第三世代の烏型ヘキサギア。
空中での高速戦闘に特化した機体であり、小型ながら高い空戦能力を有している。反面、装甲性能は貧弱で被弾を避ける技量がガバナーに求められる。
垂直離着陸が可能で輸送コンテナから飛び立ち、敵機に奇襲を仕掛ける戦術を得意としている。
機体自体にモニター類は備え付けられておらず、機体からのデータはヘルメット内に直接送信·表示される。
本機は量産された機体の中でも最初期に製作された試験機であり、一般機(ダスククロウ)とは異なる形状をしている。
二機には搭載されたKARMAと同じ名前が付けられ、索敵機には「フギン」強襲機には「ムニン」の名が与えられた。
この二機による試験運用の際に得られたデータは今後の飛行型ヘキサギア開発に貢献することになる…

ガバナー·ライヴン兄弟
本機のテストパイロットに任命された双子のガバナー。生真面目な兄がフギンに、陽気な弟がムニンに搭乗する。二人の息の合った連携で幾つもの激戦を乗り越えてきた。

KARMA「フギン·ムニン」
特殊な教育を受けた二機のKARMA。
連携能力を更に引き出すため製造したてのKARMAを起動した直後に二機にコミュニケーションを繰り返しさせることで互いを双子と認識するようになった。
成長途中なため言動は幼いがカラス類の獣性の付与の影響からか狡猾さも合わせ持ち、敵機体から剥ぎ取った装甲を盾として使う·敵ヘキサギアのガバナーを執拗に狙うなどの行動が確認されている。

彼らの任務はレイブレードグライフの護衛及びそれに群がる敵機の排除である。
二人のガバナーと二機のKARMAの思いを一つにして烏は大空へと飛んでゆく……


「俺たちの任務はグライフの護衛だ。敵機が群がって来たら下から奇襲を仕掛ける。その後は俺が上に上がって敵を見つける。お前はグライフに近付いた敵を殴ってくれ。ヤバイ奴が来たら俺を呼べ、一緒に叩く。分かったな?」
「OK兄貴!!VFの連中に俺たちの力を見せつけてやろうぜ!!」
『『はーーい!』』

BATTLE POINT

作品応募動機・コメント

散歩していたら突然降りてきた、たとえ小型でも優れた連携が出来るヘキサギアとガバナーのバディがいれば強敵とも互角に戦えるかもしれないという考えを元に製作したのが彼らです。
考えれば考えるほど設定が湧き出てまとめるのが大変でした（；^ω^）