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MISSION 02 GOVERNORS ミッション 02 魔獣追討 参加者

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イルーシブアイⅡ

SPEC

TYPE 電子戦支援タイプ
SIZE Standard HEXA GEAR class
WEAPON 電子戦ユニット×1(フェイズドアレイレドーム、ブレードレーダー等からなる複合型)…頭部
後方警戒用レーダー×1…腰部
ロングバレルレールガン×1…腰部兵装プラットホーム右
バーストプラズマキャノン×1…腰部兵装プラットホーム左
サンダリング・パイル×1…尾部
フレキシブル・スラスター×2(ラジアルブースター仕様)…尾部付け根
フレキシブルスラスターウィング×2…主翼
エアマニューバスラスター×2…主翼基部
チャフ・フレアディスペンサー×2…兵装プラットホーム左右可動肢外装部
PARTS ヘキサギア ボルトレックス
ブロックバスター(主に操縦席、脚部、エアマニューバスラスター)
ブースターパック01
ブースターパック02
ガバナー アーマータイプ:ポーンA1
ガバナー パラポーン・LAT ミラー(刀のみ)

フレームアームズ レヴァナント・アイ(レドーム、ブレードアンテナ)
ヴァルチャー改(脚部外装)
フレームアーキテクト(脚部フレーム)
エクステンドアームズ02(スラストアーマーType-S)

M.S.G系
ラピッドレイダー(各部外装)
オーバードマニピュレーター
ソリッドラプター(機首パーツ)
レイジングブースター(主推進器先端部可動ユニット、一部外装)
エクシードバインダー(ハンガー部のみ)
セントリーガン(トライポッド脚部フレーム)
キラービーク(アクティブウイング)
バーストレールガン
ビーストソード
ミサイル&レドーム(レドーム部のみ)
ユナイトソード(大型刀身、短剣刀身、斧刀身)
ジョイントセットA
フレキシブルアームB
エクスアーマーA(ジョイント系パーツ)
ディテールカバーA
ダクトノズル、ダクトノズルII

台座 フライングベース・ネオ

機体解説

本機は、「オールイン・ジ・アース破壊作戦」に参加した電子戦/火力支援機「イルーシブアイ」の改修機である。
運用形態としては電子戦支援機のままであるが、胴体周りを中心にパーツ配置の見直しが図られており、今回の改修意図である「飛行」に最適化した調整がなされている。
損傷放棄されたボルトレックスとブロックバスターを組み合わせたこの鳥型ヘキサギアは、当初からある程度の空中機動能力が与えられていた。(といっても、若干のホバリングや空中姿勢制御程度のものであったが)
これは、ブロックバスターに乗る以前から飛行型の機体を扱ってきたガバナーの矜持もしくは意地ともいえる。
ただ、ボルトレックス系フレームほどの重量物に空中機動をさせるデータもパーツも不足していたため、実際のところは地上を駆ける鳥(しかも速度は出ない)という中途半端なものであった。
しかしながら、前作戦(オールイン・ジ・アース破壊作戦)の際に確認された「レイブレード・グライフ」の戦闘を観測・解析したことにより必要なデータがそろい、また作戦後に補給部隊や、ヘテロドックス勢力によるスカベンジャーズマーケット(規模の大きな戦闘後に周辺で開かれる闇市のようなもの)からエアマニューバスラスタや由来不明ではあるが翼状の飛行ユニットを調達できたことで、ある種奇跡的に今回の改修が実現することになった。

主兵装としていたスナイパーキャノンは撤去(LA兵站部に返却)、ミサイルポッド(資金繰りのために個人的に取引)や無人機搭載コンテナ(単に使い切った)も取り外されている。
尾部の大型アームは破棄され、兵装プラットホームを腰部に直接マウント。飛行に不要な装甲や大腿部の内側タイヤも撤去するなど、可能な限りの軽量化はしている。
その分、飛行に関わるパーツは大幅に追加され、飛行時に主機となるエアマニューバスラスター、主翼であり空戦機動の要となるフレキシブルスラスターウィング(由来不明であり、ジャンクとして入手したためあとで根本的なメンテナンスが必要なものではあるが)、各所にスラスターやスタビライザーなどが配置されている。なお、前肢を構成していたフレキシブル・スラスターは尾部に、ラジアルブースター様に再配置された。
結果、改修前より重量自体は増しているものの、航空偵察機としては中~低速度域において驚異的な運動性を獲得している。もっとも、充分な量のヘキサグラムの供給が得られなかったため、苦肉の策として大腿部に使い捨ての小型エネルギータンクを複数装備しているものの、本来重要な巡航性能に問題を抱えている。
なお、陸戦においても各部のスラスターによるホバリングと降着脚兼用のローラーユニットを併用することによって(主に逃げ足においてだろうが)意外な運動性を発揮する。

火力面においては機能を飛行と電子戦能力に特化させているためにペイロードに余裕がなく、継戦能力は低い。遠隔攻撃兵装として腰部兵装プラットホームに装備するレールガンやプラズマキャノンも第3世代ヘキサギアにダメージを与えられはするものの、機体マウント時は射角が前方に固定されており(旧世代の戦闘機による空中格闘戦ならともかく)攻撃能力は低い。
もっとも、ガバナーが武装を直接装備し、自身が銃座になればその限りではないが、どちらにせよ予備弾倉は殆ど携行していないため、あくまで自衛程度の火力といえる。
特徴的な武装として、尾部には本来デッドウエイトになるであろうフレキシブルスタビライザーが搭載されている。
これは、スタビライザーとして運用されているものの、不必要な強度をもつものであり、用途を考えると頑丈すぎる。さらに、先端部には「サンダリング・パイル」という超高電圧の雷撃を放出する機能があり、ミサイル迎撃用とするにしても、近距離かつ収束すれば第2世代ヘキサギアにダメージを与えるほどの威力を持つどう考えても格闘戦用の装備である。なお、再使用までの間隔も長く、燃費も悪い。
改修前から所持していたオプション兵装のひとつではあったが、今回あえて装備する必要はなかったものの、搭載KARMAの強い要望により装備された。

「そのこだわりは一体なんなんだ…?」
「相棒。アイデンティティというものは重要であると考えます。」

この機体の状態で発現しているゾアテックスは猛禽系の鳥類のものであると思われるが、やはり、KARMAは別の何かを発現させたがっているようである。
もっとも、地上では猛禽というよりも小型肉食恐竜系のそれに最適化され、しかもその状態でスケートという道具を履き使いこなすという奇妙なことになっているが。

基本的に直接戦闘には参加せず、高空から頭部の電子戦ユニットでの情報支援を行う。頭部にあるキャノピー風ユニットは光学観測装置となっており、このタイプのものは碑晶質の内部に透過型イメージセンサーが積層配置され、キャノピー全面がレンズレスカメラとして機能する。透けてみえる機器は処理系と冷却系であり、キャノピーとの間には冷却/衝撃吸収ジェルが充填されている。その特性から各種衝撃に強く損傷時の機能喪失を起こしにくいため、タフさが求められる前線では重宝されている。
ただし、通常の光学系装置に比べ処理能力に大きな負荷がかかるため、処理能力に余裕がある機体にしか装備できないという欠点がある。


「さて、機体の改修も終わった。細かい調整は基地でするとして、とりあえず帰るとするか。」
「例(オールイン・ジ・アース)の残骸を積んだ輸送部隊はしばらく前に出てしまっていますが、どうしますか?」
「そうだな…。攻撃作戦自体は終わったし、こちらへの追加指示もない。本来なら後処理している地上部隊と一緒に戻るのがいいのだろうが…。せっかくだ、機体の慣らしと周辺地形のデータ更新も兼ねて、飛んで追いかけるか。」
「了解、相棒。作戦部に連絡。輸送部隊を追跡・合流後は、空からの索敵警戒を行う旨を伝えます。」
「周囲の制空権のデータも確認しておいてくれ。飛んだ途端にSAMなんて笑えないからな。場合によっては合流はあきらめて、仲間と一緒に歩いて帰ろう。」
「飛べるようになったというのに、相変わらずチキンですね相棒。今の私なら、無人戦闘機と格闘戦だってできますよ?」
「チキンいうな。あとそれ、私が振り落とされそうなんだが」
「心配しないでください相棒。そのためのシートベルトです。」
「シートベルト? そのシートの尻にあるサブアームのことか?」
「はい。これをバックパックに繋げば、どんな機動をしても、例え手放し運転したとしても相棒が空に投げ出されることはありません。」
「まあ確かに。アーマースーツの握力だけで風圧に耐えるよりはマシそうだ。ただ…。」
「ただ?」
「なにか、生殺与奪を握られているような気がしてならないな。」
「おや相棒、アーマースーツの制御を補助しているのは誰かお忘れで?」
「…信頼してるよ、相棒。」


本機のガバナーである「シュネッケン」はOD色のアーマータイプを纏う、筋骨隆々たる体格を持つ大柄な女性である。
声自体も低いため、言われなければ判別がつかないともっぱらであるが、その見た目と裏腹にヘキサギアでの戦闘に関しては消極的である。
生来のビビリであるのももちろんだが、自信をつけるために付けた筋肉が昨今の戦場では大して意味を持たなくなってきたのも影響しているようだ。
空に対して憧れを抱いており、いつか宇宙にまで行ってみたいとの願望をもっている。

BATTLE POINT

Mobility 機動力・運動性能
70
Offensive Power 火力・有効射程性能
25
Defense Capacity 装甲・耐久性能
30
Battle Endurance 継続戦闘能力
20
Search Capabilities 索敵性能
Special Abilities 特殊技能
76
TOTAL 総合ポイント
299

作品応募動機・コメント

前ミッションから引き続きミッションに参加する羽目になったガバナーとヘキサギアになります。機体を一部組み替えて飛行タイプのヘキサギアとして再構成しました。
上空から獲物を見定める猛禽類イメージの機体になります。まあ実際襲うのは他の機の役割でしょうが。
こう短期間で別機体にできるのもヘキサギアの機体構造の利点だと思っています。
今回は襲撃される側ということで、どのタイミングで襲われるかに戦々恐々。合流後なのか、もう始まっているのか、制空権が奪われてないよう祈るばかりです。

GOVERNOR DATA

COMMENT

今度のミッションは前回から数日後の時系列!?
継続参戦の機体の難易度が上がったぜ燃えるぅッ!
ということで再び参加させていただきました。心折設計は心の成形炸薬。

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