SPEC

機体解説

バルクアームが抱える問題点、「機動性」に対するアプローチとして軽量化、及び基礎構造の改良を行った機体の姉妹機。
跳躍、疾走ができる様になったがＢＭＩによる操縦が前提となり、ほぼ誰も扱えない失敗作となった。
試験機は稼動実験した所、ガバナーが文字通り磨り潰されたため封印されたが当機を所持するガバナーは脳と有線接続する事で制御に成功している。
当機体は、跳躍機動を主体とし、特に都市地帯での遭遇戦を得意としている。
推進装置の類は一切付けていないがビル街なら立体機動が可能であり、空戦型のヘキサギアにも有効打を与えられるだろう。

ガバナー：ホムンクルス
非所属の改造人間(元男)。
筋力、知覚の強化改造に留まらず機械化加工もされた実験体。
白堊理研ではない研究所で改造されており白堊理研は現在その研究所を捜索している。
特徴的な右腕はポーンＡ１以上のパワー、強度を持ち得ている。
自身を改造した研究所を壊滅させた後、ＬＡに入隊しようとしたものの外見が極度の人間離れをしている事が災いしＬＡからは入隊拒否、ＶＦにも拒否されてしまい各地を放浪、衝突する生活を送っている。
過酷な放浪生活の末、彼は人類及び情報体を憎み絶滅させると誓い、戦力になりそうな人物やＫＡＲＵＭＡを探すようになった。
現在白堊理研から高額の賞金がかけられており、しょっちゅう襲撃されるが大体返り討ちにしてパーツを奪い、機体を強化している。
ここ最近は鉱業都市にて賞金稼ぎ狩りをしていた所オールイン・ジ・アース移送部隊の情報を入手、この戦闘に介入してできるだけパーツを奪う算段である。

ＫＡＲＵＭＡ：ＳＨＩＮ
女性系の合成音声
かつてホムンクルスが居た研究所にあった主人の居ないドロイド管理用のＫＡＲＵＭＡをホムンクルスが研究所を壊滅させる片手間に倉庫で埃を被っているミュートスに捻じ込まれた。
ホムンクルスの改造手術にも関わっており、罪悪感から彼に付き従っている。
彼がする報復は正当性があると判断しており、虐殺を行わない限りは苦言を呈するが離反はしないと決めている。


ある日の鉱業都市にて

ホムンクルス「・・・また賞金稼ぎＤＥＡＴＨかぁ？めんどくさいねぇ・・・」
ＫＡＲＵＭＡ「白堊理研がまた賞金を追加したそうです。...それでその元賞金稼ぎの処理はどうしますか？」
ホムンクルス「吊るすのも飽きたし効果無かったからなぁ・・・燃えるゴミに出しといてくれない？」
ＫＡＲＵＭＡ「ミュートスは貸しガレージに置いてきたので自分で出すしかありませんよ？」
ホムンクルス「仕方ないかぁ・・・。お、どうしたの見張り君？ほら君たちの送ってきた鉄砲玉じゃないかそんな怖い顔していないで笑いナよ！あ、片付けヨロシクねぇ。」
ＫＡＲＵＭＡ「ゴミ処理を送り主の部下に任せるって・・・」
ホムンクルス「あ。逃げちゃダメじゃないか・・・ゴミが増えちゃうじゃん・・・」
ＫＡＲＵＭＡ「この都市の今年の死亡率は３００％増加だそうですが」
ホムンクルス「大丈夫だよ、もうすぐココが戦場になってもっと死人が増えるだろうし。」
ＫＡＲＵＭＡ「そうですか」
ホムンクルス「ココもそろそろ潮時かなぁ・・・一発荒らしまくるにしろまずはこの散らかり具合をどうにかしないとね」
ＫＡＲＵＭＡ「この惨劇のせいでみんな逃げてしまいましたね」

BATTLE POINT

作品応募動機・コメント

ＭＩＳＳＩＯＮ１で投稿できなかった機体をベースに作り直しました（コクピットフレーム以外別モンですが）
ヘキサギアが初めて発売された時からずっとこういう企画に出したいなぁと思いながらずっと作ってはコレジャナイ感に支配されて解体してました。
今回はコレジャナイ感を止める為にパテの使用をせずにやると決めてすんごいギリギリに・・・・ｗ
絶対悪的なキャラにしようと思ったらタダの外道になってしまった・・・