SPEC

機体解説

ーーでは、始めに自己紹介をお願いします。
ウェイン:ああ。僕はウェイン・L・スミス。所属は特務班だ。搭乗機体はガーデンステアという第3世代だよ。

ーーありがとうございます。次に、特務班について聞かせて頂けますか。
ウェイン:特務班は基本として、個別で活動する事が多いんだ。任務の内容は多岐にわたっていて、LAの基地の探索からヘテロドックスへの接触、情報や物資の収集、SANATに反した者の捜索だね。僕の仕事は捜索までで、実際に始末をつけるのはエクスパンダー達だけどね。彼らは恐ろしいよ(苦笑)。

ーー今回、緊急ミッションの魔獣追討への参加となりますが、どういった経緯で参加なさったのでしょうか。
ウェイン:元々は別の任務を持っていてね。それがまた厄介な仕事で…と、これはまた別の機会があれば話すよ。その任務が完了したところで代行者から連絡があったんだ。距離も近いし、プロジェクトの為にも是非とも力になるべきだと思ったんだ。こういう件はよくあるよ。融通が利く特務班に多い仕事さ。

ーー貴方のヘキサギアについてお聞かせ願います。
ウェイン:僕のヘキサギアは先の通り、第3世代のゾアテックスヘキサギアだ。
機体の構築は僕自身で行ったオリジナルだよ。ベースは陸戦型だけど、空戦能力も付与したんだ。僕の任務上、地形に左右されないというのはとても大きいんだ。ビークルモードとフライトモードとゾアテックスモードの3形態コンバートは仲間からからかわれたりもしたよ。器用貧乏だってね。でも僕は気にしてないし、SANATは汎用性が力になると褒めてくれた。量産申請は一瞬で却下されたけどね(苦笑)。
そうそう、器用といえば繊細なマニュピレーターも装備させてるんだ。あまり重量物を持てるわけではないけど、僕達パラポーンが扱う物は大抵使う事ができる。頼もしいよ。
フライドローンも1基装備してるんだ。珍しいだろ？スタンダードクラスで。このドローンのお陰で偵察も出来るし、ヘキサギアを降りた際に監視させておく事も出来る。武器は付いて無いけどね。

ーー搭載AIについてもお願いします。
ウェイン:搭載AIはKARMA。これは捕獲体で、戦場に放置されてたロードインパルスの残骸から回収したんだ。僕はGS(じーえす)って呼んでる。僕はKARMA呼びでも良かったんだけど、GSの方から希望してきたんだ。
GS:〈当然です。私は他のKARMAとは違い、数段上の性能を有しています。差別化及び固有名を頂くのは必要不可欠です〉
ウェイン:すまない、GSは少し気が強いんだ。過去にどういう経験で人格形成をしたんだか。でも、あくまで体感だけど、SANAT代理体を使用してた時よりも機体性能を引き出せていると思うよ。この気の強さは空威張りでは無いんだ。
GS:〈私を代理体などと一緒にしないで下さい。あのような中身の無いAIと比べられるなんて反吐が出ます〉
ウェイン:出ないだろ。

ーーミッションへ就く前の貴重なお時間をありがとうございました。最後に一言お願いします。
ウェイン:インタビューは初めてだったけど、いい感じに緊張がほぐれたよ。きっと賛同者達に良い知らせを届けられると思う。君は広報部でもVFだから心配するつもりもないけど、辺りはまだ危険だ。気をつけて帰ってくれ。


VF広報部「魔獣追討〜勇敢なる兵士達〜」より抜粋

BATTLE POINT

作品応募動機・コメント

日光ブレです。今回もオリジナルフレームで参戦しました。差し替え無しで3形態コンバートできます。
前回のミッションでは初期構想が大きく外れていきましたが、今回はほぼイメージ通りにモデリング出来ました。フライトモードではランディングギアを展開して駐機が可能です。顔の赤いペイントがチャームポイント！