バルクアームα ヘーゲル専用機 《ジャンク》
SPEC
TYPE | 射撃戦及び支援型 |
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SIZE | Standard HEXA GEAR class |
WEAPON | 【作業アーム(左腕)】 ●廃材を寄せ集めて作った装備。瓦礫の撤去からヘキサギアの修理までこなす、多目的ツール。 【各種追加センサーユニット(胴体横・頭部・左腕先端)】 ●戦闘のみならず、様々な作業をする上で多角的な分析を行える。 【レーンラック(右肩)】 ●倉庫にあったラックをヘキサギアに繋げて、強引に運用している。 【各種射撃武器(右肩)】 ●状況に応じて使い分ける。また、他ヘキサギアからの要望に応じ、その場で「売却」する目的もあり、複数取り揃えている。 【リムーバー(背面)】 ●戦闘の影響で外れなくなってしまった装甲や、ヘキサグラムを撤去するために使用される大型工具。緊急時には白兵武器として運用される場合もある。 |
PARTS | 【ヘキサギア】 ・バルクアームα ・スケアクロウ ・ブロックバスター ・アーマータイプ:ポーンA1 ・アーリーガバナーVol.1 ※ガバナーは前回投稿作品の腰部のみ改修し使用 【M.S.G】 ・ウェポンユニット ハンドバズーカ ・ウェポンユニット ショットガン ・ウェポンユニット バトルアックス・ロングライフル ・ウェポンユニット マシンガン・ミサイルランチャー ・プラユニット 丸モールド ・プラユニット ケーブル ・プラユニット ショートパイプ ・プラユニット メッシュプレート ・メカサプライ ジョイントセットA ・メカサプライ ジョイントセットB ・メカサプライ ジョイントセットC ・メカサプライ フレキシブルアームB ・メカサプライ エクスアーマーA ・メカサプライ エクスアーマーC ・メカサプライ ディテールカバーA ・ギミックユニット LEDソード RED Ver ・ヘヴィウェポンユニット グラインドサークル ・ヘヴィウェポンユニット グレイヴアームズ ・ヘキサギア ブースターパック001 ・ヘキサギア パーツリムーバー ・ヘキサギアの3mmランナー(各部接続、及びカメラ部分) ・商品タグについている結束材(ガバナーの胴コード部分) ・プラ板(ガバナー手持ちのスパナを削り出して自作) |
機体解説
【ガバナー:ヘーゲル】
30代男性。民間軍事会社とは名ばかりのなんでも屋「COMPANY」の中堅社員。周囲にはゆるい口調だが、対外的にはいわゆる「ビジネス言語」を用いる。一人称は「私」。
自身が乗るヘキサギアは自身で組み上げ・整備することを信条とし、技術調査も含め、積極的に他社、及び他勢力のガバナー、ヘキサギアにコンタクトをとる。
【ヘキサギア:バルクアームα ヘーゲル専用機《ジャンク》】
社内の部材やジャンク品についてヘーゲルが稟議を提出し、回収。休日返上で組み立てた機体。
先のミッション時、左腕が「もげ」て、左脚の装甲も破損。これを修理する正式な部材が間に合わなかった為、別作業に使用していた機材や、別機体のパーツを流用し、引き続き参戦している。
本ミッションでは周囲のサポート、及び遊撃を念頭にしたカスタマイズが施されており、状況に応じた作戦行動を取る。
作業アームやリムーバー、腰部に増設したヘキサグラムストレージを用いて損傷した自陣営ヘキサギアをサポートする一方、各種取り揃えた射撃武器を使い分けて、戦闘に参加する(尚、射撃武器は商品でもあり、これらを使えるヘキサギアがあれば、売却する営業目的もある)
本機を組み立てたヘーゲルは、個人的趣味嗜好で人型の第二世代ヘキサギアを愛し、運用している。人型ヘキサギアの強みは器物を扱うことに長ける事であり、作業アームを搭載したり射撃武器を複数装備していることは、これを推し進めた結果の一つである。
バルクアームαの原型を留めた、決して高機動とは言えない機体ではあるが、各種機能、柔軟性において、ヘーゲルは自信を持ちこれを運用している。
【KARMA:Ja-chan】
「ジャンク」に搭載されるKARMAで、これ自体も元は出自不明のジャンク品である。制御全般、及び文字表示こそ正常であるが、音声コミュニケーションでは文字表示と異なる「幼児語」のような発話を行うという不具合がある。ただし、ヘーゲルはこれを「個性」として好み、周囲が改修を勧める中、頑なにこれを拒み、そのまま運用し続けている。始めの頃は機体同様「ジャンク」と呼称していたが、なんとなくかわいそうだとヘーゲルが言い出し、今の呼称に落ち着いた。
【ストーリー】
「COMPANY」の輸送トレーラーに揺られ、荷台に積まれたヘキサギア「ジャンク」が、時折金属音を響かせる。そのコックピットの中で、ヘーゲルはリバティー・アライアンスからの通信内容を確認し、音声入力で返答した。
「作戦内容、確認致しました。弊社も引き続き、ご協力させていだきます」
続いて「ジャンク」のモニターに、KARMAからの診断が表示される。
《ガバナー、本機共に、ステータス良好。いつでも作戦行動に参加可能です》
「ま、こんなところだね……」
「ジャンク」の中で各種事務作業を終えて、コックピット内で身体を伸ばすヘーゲル。一息つこうとした矢先、輸送トレーラーを運転していた後輩が、念を押すように声をかけてきた。
「先輩! マジ頼んますよ! スケアクロウの部材、僕のなんスからね! 壊さないで下さいよ! あと紫に塗るのも無しっスよ!」
「わーってるって! 安心しなせぇ!」
「マジっスかぁ? 心配だわぁ……」
ヘーゲルの軽口に、後輩は心底、不安そうな声をあげた。ヘーゲル自身は無事には帰ってくるだろうが、自分が貸した部材は、その限りではないからだ。
ーそんなやり取りを聞き、その場にいたもう一人、「ジャンク」のKARMAが、ヘーゲルに話しかけてきた。
《ガバナー、状況分析は万全です。指示を頂ければ確実にこなします》
「オトチャン! ボク……ダイジョウブだよ! ガンバルよ……!」
モニターの表示文字と一字も一致しない、独特な喋り方の音声。周囲を驚かせてしまうため、普段は切っているKARMAの声だ。しかし、いま周りにいるのは、身内のみである。ヘーゲルは彼との会話を楽しむため、これをオンにしていた。そしてKARMAの「気遣い」に、思わずヘーゲルはニヤケ、おどけながら返した。
「おう、Ja-chan、オトチャン、ガンバルよ!」
「いやマジお願いしますからね!」
これにすぐさま返答したのは、KARMAではなく、後輩の必死な声だった。
トレーラーは、不整地を行くー。
BATTLE POINT
作品応募動機・コメント
今回のミッションは前回のミッションからさほど時間が経っていないという設定のため、あえて前回と同様の機体で参加してみました(ガバナーは時間の都合上前回作成分を流用しましたが、ヘキサギアは全て新作です)。
「ヘキサギア」の作品ということで、使用キットはヘキサギアか、MSGにあえて限定して作成しています。また、バルクアームαの原型を留めつつ、パッと見で雰囲気が違うといった方向性での改造を目指しました。また本ミッション前に「世界設定資料」の公開もあり、その文面をヒントに、今回の機体はカスタマイズしています。
首が伸びたり、やたら射撃武器を装備してたり、味方を修理するためのアームがあったり……人型ならではのネタを盛り込んでみたつもりです。サブカットNo.4は、射撃しつつ、もう片方の腕で破損したヘキサギアを修理しようとしている様子をイメージしてみました。
※Twitterに今回投稿したヘキサギアの「未塗装写真」を掲載します。
時間ができ次第、細かく使用したパーツも図示できればと思っています。
GOVERNOR DATA
- NAMEHegel
- SNS https://twitter.com/nous0204
- UPDATE2019/04/09