SPEC

機体解説

第4443野戦部隊の隊長「ジョン・スミス」が搭乗する機体。
FAの主力第三世代ヘキサギア「ロード・インパルス」を
戦況に合わせてカスタマイズしている。
ジョンが部隊長であることから最前線に出る機会が少ないため、
兵装は主に迎撃や防衛に寄った構成となっている。

見た目こそロード・インパルスのカスタム機であるが、
電装系および駆動系、構成素材はどれも最新鋭機と同等か
それ以上の品質のものが用いられている。

四肢の先端に超硬スチール製の大型クローを増設し、近接格闘性能を強化。
顎部マシンキャノンは基本仕様のチェーンガン以上の弾幕形成が可能。
また大腿部には準プラズマ兵器である「ヴァイオレット」を装備しており
火力は全体的に向上している。

L.O.Zの実戦配備によりビーグルモードに頼らない機動力の確保が現実的となったため
ホイールユニットをオミット。
ペイロードに余裕ができたため上記の準プラズマ兵器の実装に至った。

その他、通信用の強化アンテナを有するなど指揮官が搭乗するには
十分な性能を持つ機体となった。






＜以下の情報はLAの上位管理者および＞
＜第4443野戦部隊の一部人員にのみ閲覧が許可されています＞






前述の機体詳細は欺瞞情報または捏造されたものである。

LAの戦果報告によればこれまで同機体は5回の被撃破報告が上げられており、
そのうち4回が完全破壊となっている。
これは同部隊が登録情報を捏造、あるいは機体を半壊の状態で
稼働させている可能性があった。

事実として同機は撃破されるたびに可能な限り部品を回収して
搔き集めたパーツを組み合わせ補修、再構築していた。
構成素材が最新鋭機のそれと同等などという話は全くの出鱈目であり、
本機の性能はカタログスペックを下回っている。
大腿部準プラズマ兵器の実装やビーグルモード廃止は
L.O.Zの配備時期を考慮すると時系列が破綻しており、
この機体を正式登録するためのカバーストーリーであるとされる。

それでもなお、通信機能の強化やプラズマ兵器の存在は
この機体に一定の価値を与えており、部隊の司令塔として活躍している。

ブイトールの配備に余裕があるはずの同部隊、
そして搭乗ガバナーであるジョンがなぜこの機体に固執するのか。
その理由はいまだ不明である。

BATTLE POINT

作品応募動機／作品に対するコメント

2024年一発目。
やっとこの機体をお披露目できました。
もう完成品を飾る棚がありません。タスケテ。